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イメージセンサー CMOS-EYE用オプションボード
CMOS-EYE-5V の紹介
<お知らせ>
発売後にCMOS−EYE−5VのUARTのパターンミスが発見されました。CMOS-EYEとCMOS-EYE−5VのUARTを接続する場合には添付コネクタは使用せずにクロス配線します。詳しくは下記をご参照下さい。
<概要>
CMOS−EYE−5Vは、CMOS−EYEに装着してCMOS−EYEのIOを5Vに変換するものです。(CMOS−EYEのIOは3.3Vです)
これにより、CMOS−EYEを、5Vで動作するマイコンに接続することができます。また、UART(シリアルインターフェイス)も5Vに変換されており、ロボット神経システムAGB65シリーズと同じシリアルラインを共有することもできます。電源コネクタ及び、UARTのコネクタはAGB65シリーズ互換となっています。通信フォーマットも、AGB65シリーズと同様になっています(CMOS−EYE本体の方の設定で、IDは98か99に選択できる。つまり1つのラインにCMOS−EYE2個までつなげることが可能)。
尚、CMOS-EYE本体については
CMOS-EYE紹介のページ
を参照願います。
<注意点>
CMOS−EYEと接続する為に、
添付のコネクタを切断するなどの加工が必要です
(詳細は下にて説明)。よって、若干の工具とハンダ付け作業が必要となります。どのような工具が必要か、あらかじめ下記をよく読んでからご購入下さい。
(ちょうど合ったピン数のコネクタが無かった為、多いピン数のコネクタを添付していますので切断する必要があります。)
CMOS−EYE−5Vを装着することにより、全体のSRAMへのアクセス速度は10nS多く必要になります。従来、CMOS−EYEに限界のスピードで接続していた場合は、アクセス速度に注意して下さい。
(30MIPS程度でマイコンを動かしていた場合は特に問題ありません。SH2などで50MIPSで動かしていた場合は多少プログラムを修正する必要がある可能性があります。)
コネクタ類はロボット神経システムAGB65シリーズ互換で作られています。電源、UARTにはコネクタが装着されていますので注意して下さい。(CMOS−EYEはスルーホールが空いていたので、ユーザー側でコネクタなどをつけられた。)
PCとのシリアル接続は、このボードではなく、CMOS−EYE本体から接続します。
<使用上の注意>
・このボードは電子機器です。取扱い、輸送時には静電気対策を行ってください。ICの足や、各ピンを直接手で触ったりすると静電破壊される場合があります。
・バッテリ使用時には電源ラインをショートさせると、
バッテリが破裂・発火する可能性があります
。作業中にはショートさせないよう十分注意して下さい。また、取り付け後も、あいている電源ラインに導電物質が触らないように注意して下さい。
<仕様>
基板用電源
+7.5〜+20V (*1) コネクタ:日圧B2B-EH
基板消費電流
50mA
IO
電圧
5V (*2)
アクセス速度
外部から画像へのアクセス速度 40nS (*3)
外部電源供給
5V、750mAまで供給可能(+5V端子から出ている)
寸法
寸法46x46mm
付属品
■AGB65電源ケーブルx1 (基板と9V乾電池をつなぐケーブル)
■AGB65通信ケーブルx1
■ヘッダピン2x40 x1 ■ヘッダピン1x40 x1 ■PCBソケット2x40 x1 ■ソケット2x1 x2
(*1)高い電圧になるほど効率が落ち、発熱量が増えます。瞬間耐圧35V。
HVサーボ使用時はジャンパ設定によりサーボ用電源だけでコントローラ本体の方も駆動できます。(HVサーボは近藤科学の商品です)
(*2)5V系のマイコンと直結できます。PCと接続する場合はCMOS-EYE(本体)とから接続します。
(*3)CMOS-EYEとCMOS-EYE-5Vを合計したアクセス速度です。
<ピン配列>
<価格>
税込み 10,500円 (本体価格10,000円)
※CMOS-EYE本体は 29,800円 (税込み)です。
<CMOS-EYEとの接続>
CMOS−EYEにはIOのスルーホール(端子をハンダ付けする穴)が41個空いています。2列になっているところ以外にも、TXE(独立して一ヶ所ある)、RX,TX(2個ならんである)がありますので注意して下さい。
CMOS-EYE-5V上の「Connct to CMOS-EYE」と書かれているところと、CMOS−EYE本体を上下に合わせてみて、それぞれに対応する場所同士を接続します。
CMOS-EYE-5Vに端子名が書いてあるところ(A0,A1...やD0,D1...など)は、5V系マイコンと接続するIOです。以下ではこれらのスルーホールの処理については書きませんが、各自、マイコンと接続するコネクタ(もしくは配線)などを接続してください。使い方は、「電圧が5Vである」ということ以外はCMOS-EYEの使い方と同じなので、
CMOS-EYE紹介のページ
を参照してください。
CMOS-EYEとCMOS-EYE-5Vを接続するにはどのような方法でもかまいませんが、配線長は極力短くしてください。
以下、CMOS-EYE-5Vに付属しているピンヘッダでの接続方法を紹介します。
CMOS-EYE-5Vには下のようにPCBコネクタ(メス)とピンヘッダ(オス)が付属されています。
上から、「PCBコネクタ2x40」、「ピンヘッダ2x40」、「ピンヘッダ1x40」、「PCBコネクタ1x2」となります。以下この名称で説明します。
尚、2x40、1x40のコネクタは切って使います。余分にあるので、全部は使いませんのでご注意下さい。
まず、「ピンヘッダ2x40」を、11列と8列に切断します。ニッパなどを使用してください。
バリなどがあると、きちんと取り付けできませんので、カッターなどで整形します。
次に、「PCBコネクタ2x40」を11列と8列に切断します。
PCBコネクタを切断するために、切断箇所のピンを、ラジオペンチなどで抜き取ります。
<-写真の抜く位置がズレてました。
PCBコネクタのピンを抜いたところを、切断します。切断にはタミヤのレーザーソウ(下の写真、模型店などで売っている)が便利です。余分な部分があると、基板上の部品に接触して、まっすぐに取り付けられないので注意して下さい。
ハンダ付けはまだ行いません。
下は余分な部分が多くて、まっすぐにとりつけられない例です。このようになると、CMOS-EYEにささりませんので注意してください。ハンダ付けはまだおこないません。
もし、余分な部分があたってしまうようであれば、カッターなどで整形します。
下はきちんと、水平に取り付けられている状態です。ハンダ付けはまだ行いません。
次に、「ピンヘッダ1x40」を、1個に切り出します。残り39個は使いません。
ピンヘッダは、強く押したり、ニッパで切ったときに、下のようにズレる場合がありますので、切り出したピンヘッダが他のピンヘッダと同じ高さになっているか確認して下さい。(下の一番右のピンヘッダは、黒いプラスチック部分が下に下がってしまっている)
全て切り出したら、下のようにPCBコネクタに差し込みます。PCBコネクタはきついので、差し込んだときに、上のようにピンがズレる可能性があるので、差し込んだ後はピンの高さを確認して下さい。
右下のように、2x1のPCBコネクタには、ピンヘッダを1つしか挿しませんので注意して下さい。
コネクタをさしこんだまま、下のようにCMOS-EYE−5Vに取り付けます。CMOS-EYE-5Vには、PCBコネクタ側でもピンヘッダ側でもどちら側をさしてもかまいませんが、統一してください(下はCMOS-EYE-5V側に全てPCBコネクタ側をさしているところ)
2x1のPCBコネクタに1つしかささなかったピンヘッダは、写真の左下の位置になります。基板に「to CMOS-EYE」と表示されている方が、ピンヘッダをさした側になります。
まだハンダ付けは行いません。
次に、CMOS-EYE本体をかぶせて、対応したスルーホールに差込みます。
基板が水平になっていることを確認しながら、CMOS−EYE本体側をハンダ付けします。TXEやRX,TXは離れているので、忘れずにハンダ付けしてください。
CMOS-EYE側のハンダ付けが終わったら、ひっくり返してCMOS-EYE-5V側もハンダ付けします。水平になっていることを確認しながら行って下さい。
UARTの接続ですが、CMOS-EYE−5Vのパターンが若干間違っており、上で説明したバス接続のようにストレートにさすことができません。下のようにクロスに配線してください。申し訳ありません。
2007.2.27追加
これで、CMOS-EYE本体との接続が終了です。
PCと接続するためのRC232CポートはCMOS-EYE-5Vからは出ていません。これはCMOS-EYE本体にケーブルを接続します。CMOS-EYE−5Vを取り付けると、このポートがかくれてしまうので取り付けづらくなります。もし、取り付けが困難のようであれば、CMOS-EYE-5Vを一度取り外してから、PCケーブルを差し込んでください。 PCケーブルはCMOS−EYE本体に添付されています。
尚、PCBソケットがきつい上に、端子数が多いので、差込や取り外しのときに斜めになっていると強い力が入ります。あまり強くさしこむとハンダ部分が取れたり、基板パターンがはがれたりしますので、取り外しや取り付け時にはなるべく水平にして、ゆっくり行ってください。
下は添付の電源ケーブルと、添付のシリアル通信ケーブルを取り付けてみたところです。シリアル通信ケーブルはAGB65シリーズに接続する場合はそのままでかまいませんが、マイコンなどと接続する場合は一方を切断して使用してください。尚、ケーブルの色は変わる場合がありますので注意して下さい。
<電源の接続>
CMOS−EYE-5Vの電源ラインは、CMOS−EYEの電源ラインにつながります。つまり、CMOS−EYE−5Vに電源を供給すれば、CMOS−EYE本体にも電源が供給されます。
また、CMOS−EYE−5Vには800mAまで供給できる電源ICが搭載されており、CMOS−EYE−5Vの「+5V」端子から750mAまで(CMOS−EYE−5V自体で50mA使用)取り出すことができるので、マイコン用の電源をここから取ることもできます。
CMOS−EYE−5Vの電源ケーブルは、なれないと差し込みづらいので、下の図を参照に、慎重に差し込んでください。まっすぐに挿入すると簡単に入ります。簡単に入らない場合は無理をして端子を曲げないように注意して下さい。尚、逆に挿そうとすると入りません。
電源ケーブルの逆側には、9V乾電池用のスナップが付いております。これは簡易的なものなので、何回も乾電池を抜き差しするとスナップ部がゆるみますのでご注意下さい。9V乾電池以外の電源を使用する方は、ケーブルを切断してそれぞれの電源に合ったコネクタを取り付けて下さい。電源ケーブルを切断する際は、電源がつながっていないことを十分注意した上で行ってください。乾電池などが破裂する可能性があります。
<使い方>
IOが5Vである、という以外はCMOS−EYEと使い方は同じです。実際の画像取り込みや、マイコンとの接続、サンプルプログラムは
CMOS−EYEの紹介のページ
を参照してください。
<Q&A>
Q:CMOS−EYEと接続したが動かない。
A:正常に動作している場合は、CMOS−EYEと接続した状態で電源を入れると、LEDが3回光ります。LEDが3回光らなかったら接続の問題となります。
A:添付のヘッダピンとPCBコネクタを使用して接続した場合、強く挿入するとハンダ部が取れたりする場合があります。ハンダ部分を目視して確認して下さい。
Q:CMOS−EYEと接続して、電源を入れて、LEDが3回光った後に、LEDが弱く点灯する。
A:これは正常動作です。問題ありません。
Q:CMOS−EYE単体で3.3Vで動かしていた時は動いたが、CMOS−EYE−5Vを装着したら動かなくなった。
A:添付のヘッダピンとPCBコネクタを使用して接続した場合、強く挿入するとハンダ部が取れたりする場合があります。ハンダ部分を目視して確認して下さい。
Q:AGB65シリーズとは接続しないが、TXEピンは接続する必要があるか?
A:接続しなくても問題ありません。ちなみに、TXEは、通常はHighで、CMOS−EYEからシリアル通信でデータが「送信」される時にLOWになります。
Q:マイコンと接続するときに、バス接続のみしか行わないが、RXとTXは接続しなくても良いか?
A:接続しなくてもかまいません。TXEも不要です。
Q:LEDが3回点灯して、正常に動作しているようだが、画像が取得できない。
A:CMOS−EYEはアドレスバスとSRAMコントロール端子、モード端子がきちんと設定されていないと画像が取得できなかったり、意図したSRAM領域に格納されなかったりします。詳しくは
CMOS−EYE紹介ページ
のQ&Aを参照してください。
Q:上記以外の現象で、上手く行かない。
A: CMOS−EYEの使い方の問題の可能性があります。
CMOS−EYE紹介ページ
のQ&Aを参照してください。
<故障/不具合と思ったら?>
故障のお問い合わせの中で、配線ミスや設定ミスなどが多くあります。故障と思う前にもう一度、配線、電源、設定などを十分確認することをお勧めします。また、使い方もいろいろあり、この説明ページも長いですので、見落としていることがないか、再度、十分にこのページを見直してください。
万が一、初期不良の場合は新品交換とさせていただきます。
故障かどうかの確認を、浅草ギ研で行うことも可能です。こちらで確認できるのは、CMOS−EYE単体だけです。十分にご確認頂いた上でも故障や不具合と思った場合は、まずは浅草ギ研に
メール
でお問い合わせ下さい。その後は、まずは着払いでお送り頂き、初期不良であった場合は新品をお送り致します。もし、確認の上、不具合が発見できずに正常動作が確認された場合は確認手数料(2000円前後)と送料を申し受ける場合があります。
有限会社 浅草ギ研
CMOS−EYE お問い合わせ係り
<ご質問について>
ご質問については、このページを良くお読みになった上で、メールにてお問い合わせ下さい。お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。回答には3日〜一週間程の時間を要する場合がありますのであらかじめご了承下さい。
個別のマイコンプログラミングや電子回路についてはお答えできません。
(C)Copylight 2003.
有限会社浅草ギ研
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