■ホビーロボット部品の製造・販売 
  モータコントローラ、センサ、音声、画像、無線モジュールなど、
■ホビーロボット制作記事のページ (各種マイコン、PCとの接続事例)
■特殊メイク、特殊材料の販売 ※特殊メイクのコーナーはこちらに移りました。
Top(お知らせ) 製品紹介 使い方とサンプルプログラム通信販売 リンク ロボット掲示板 会社案内
 Easy Robotics for all enthusiastic people!!!  ---HOBBY ROBOT PARTS SHOP ASAKUSAGIKEN---   Since 2003...

赤外線距離センサー IR600 の紹介
<概要>

 赤外線センサーIR600は赤外線を使用した距離センサーモジュールで、10〜80cmの距離にある5cm以上の大きさの物体の距離を測定することができます。

 測定結果はシリアル通信により 返され、約10cm時に255、80cm時に0の数値になります。

 マイコンにAD端子が無い、又は足りない場合でもシリアルポートが開いていれば距離を測定することが出来ます。
<仕様>

電源電圧
 +5V DC
消費電流
 35mA
測定範囲
 10〜80cm
解像度
 約3mm(*)
通信方式
 TTLレベル非同期シリアル通信
通信設定
 4800bps,8ビット,ノンパリティ
 ストップビット1,フロー制御なし
サイズ
 25mm(H)x35mm(W)x18mm(D)
(*)10-80cmを255段階で表しますので値1は約2.7mm換算となりますが、測定結果は対象物の色や環境などで左右されます。
<価格>  8,925円
<ピン配列>

ピン
名前 説明
GND グランド
未使用
Vcc +5V
SEROUT シリアル出力

※SEROUT出力はTTLレベルです。PCなどのRS232Cレベル(COMポートなど)とシリアル通信で接続する場合はMAX232などのRS232ドライバ/レシーバICが必要です。
TTL−>0:0V、1:5V
232C−>0:−3〜−12V、1:+3〜+12V




<動作原理>

 右の図のようにIR−600にはPSD(ポジショニング・センシング・ディテクター)という赤外線検知アレイが内臓されています。測定対象物が近づくと赤外線の反射角度がかわり、PSD内で検知される場所が変わります。

 PSDの素子はそれぞれ違う値の抵抗値を持っており、距離により出力電圧を変えます。IR−600センサーモジュールはこの出力電圧をさらに数値に直して、シリアル通信で距離データを送ります。

<ドキュメント>

 ■赤外線距離センサIR-600取り扱い説明書



<使い方事例、サンプルプログラム>

 ■PCとの接続例


<Q&A>

Q:PCと接続して距離を測定したいがどうすればよいか?
A:IR-600はシリアル通信でデータを返すタイプのセンサーですが、信号の電圧はTTLレベルです。PCのシリアル通信はRS232Cレベルなので直接接続することはできません。基本的にはマイコンなどと通信するように作られています。
MAX232などの電圧変換ICを経由して接続し、PC側の通信用アプリケーションプログラムを作ればPCにデータを送ることは可能です。

(C)Copylight 2003. 有限会社浅草ギ研 | 通信販売の法規(訪問販売法第8条)に基づく通信販売業者の表示