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Special Effect Supply and Knowledge!!! --- ASAKUSAGIKEN--- Since 2003... |
1/1ダミーヘッドの作成 前におおきな造形物の型取りとしてスパイダーヘッドの原型を型取りました。これは某姐さんの強い希望によるものだったのですが、最終目標はこれを動かすことだそうです。世の中には色々な人がいるものですね。 ということで、ここではシリコン型からヘッドのダミーをおこすところまでを紹介します。 これは実際には浅草ギ研ではおこなわれておらず、某姐さんがACRさんから指導を受けて、独自に工夫をしていきながら自宅での経過をこちらで掲載させてもらうという段取りになっています。 ちなみに姐さんは造形が今回初めて(趣味でギターを作ってたりはする)の超ビギナーです。しかし、ビギナーでも気合と気迫で色々出来るということがお分かり頂けることでしょう。 SH18-1 何回も言うようですが、シリコン雌型ができているのでFRPを内側に貼り付ければ簡単にダミーがつくれて、しかも中が空洞なのでメカが入れやすいのですがどーーーしてもやわらかい表面にしたいそうです。 今回は練習もかねてマスクラテックスでゴムマスクを作り、裏からFRPで補強するという段取りをテストします。これの結果次第でどうするかを考えてみます。百聞は一見にしかず、といいますが、見たり聞いたりするよりも実際に作ってみて実感した方が造形はアイデアが出てくるものです。 マスクラテックスは浅草ギ研で販売しています。 SH18-2 脳天部分も型を取ってしまいましたが実際には不要です。これは私のミス。 SH18-3 ということでFRPジャケットの脳天に穴をあけます。 SH18-4 シリコン型にも穴をあけて合わせたところです。しかし、女性の部屋とは思えないぐらい、工具が充実してますね。 シリコン部分とFRPジャケット部分が離れてしまってますが、本当は金バサミなんかで止めた方が良いっす。 SH18-5 上から見るとこんな感じ。 2004年4月25日
SH18-12 ある程度やったら2つの型をあわせます。 SH18-14 ラテックスをドボっと入れて型を回して全体に行き渡らせます。 まんべんなく行き渡らせたらラテックスを出します。 SH18-13 するとこのように内側にラテがついていますのでこれをドライヤーでさらに乾かします。これを繰り返すとさらに厚い層になります。 通常はマスクラテックスの型は石膏で作りますが、このようにシリコン型に付いた少量のラテをドライヤーで乾かしながら作業するとシリコン型でもマスクをつくることができます。 写真ではマスクがはがれてしまってますがこの対策はこの時点では考えついていません。 2004年4月30日
SH18-25 SH18-21のつづきです。この穴から手を入れて、ラテの内側にFRPを貼り付けていきます。 SH18-26 FRP硬化後、型を外します。おおー、いい感じですね。 SH18-27 後ろも外しました。 SH18-28 向かって右側から見たところです。穴が開いているのはカニ足の取り付け部分です。 SH18-29 左、 SH18-30 後ろ、 SH18-31 前っす。 SH18-32 拡大してみると、ちょっと穴が開いてたりしてますが、初めてにしては上手くぬけているのではないでしょうか? この状態では ラテ→FRPとなっていますのでやわらかいのは表面だけです。フォームラテックスという手もありますが、この大きさでは専用のオーブンがあっても素人には不可能でしょう。ということで、ソフトウレタンをなんとか活用できないか考えるとの事でとりあえずテストは終わります。 2004年5月4日
2004年5月12日 FRPで抜いてみる 姐さんの挑戦はまだまだ続きます。 「メカ入れるんだったらFRPが簡単でいいんだけどねー」と言ってたらFRPで抜いてみるとのこと。 SH18-34-2 東急ハンズで透明ポリを購入。(つうか、なんでサーフィン?) 話は変わりますが、浅草ギ研は正確には浅草ではなく三ノ輪です。もっと言うと千束の方が近いです。この辺りって造形やろうとおもったら新宿とかまで出ないと良いお店が無かったのですが、最近近所に立て続けに東急ハンズ(北千住)とユザワヤ(南千住)が出来てホクホク。チャリで行けます。(が、最近はロボットやってるので造形できねー。造形してー。) SH18-35 増粘剤「エロジール」を使用するようです。これはACRさんのおすすめ。そういえばACRさんのホームページはまだ出来ないのでしょうか? SH18-36 透明ポリに増粘剤を入れます。 SH18-37 顔料で着色。顔料はちょっとで良いです。 SH18-38 肌色ポリになりました。 SH18-40 ガラスマットで貼りこんでいきます。 あとは乾燥を待つ、と。 この次期って雨が多かったのですが、姐さんは雨ふっててもFRPを使って、夜は部屋臭いので防毒マスク付けて寝たそうです...韓国の国境警備やってた友達(向こうは徴兵制度)は北からBC兵器を使われたのを想定してそうゆう「訓練」をしたということを聞いたことがあります。 良い子のみなさんはマネしないでね! 2004年5月13日
シリコン補修の風景が送られてきたのでUPします。 で、結局やり直しにかかりました。 SH18-55 私は造形村のブロックを使ってましたが最近品薄の様子。「見かけたら買っておきますよ」なんて姐さんに言ってたら自分で調達したようです。普通のブロック。カラフル〜。 SH18-56 今回は、引っ張り強度などが良い信越のシリコンを使います。KE-1417と読めますね。結構値段高いです。なめらかで使いやすいとのこと。 SH18-57 ほいくねんどで囲いをつくってます。 おおっ、素人の一発目にしてはかなり良い出来。とりあえずやってみるというのが一番ですね。造形って。 SH18-58 シリコンをながしました。硬化するまでまたしばらく。 2004年6月2日 ひさしぶりの更新です。 この間、姐さんの入院やら私が別件で忙しかったりで、進んでいませんでした。以下は7月末に姐さんから送られてきたレポートです。 SH18-59 で、KE-1417で作った型が出来上がりました。強度はバツグンでかなりイイとの事。シリコン型の強度でなやんでいる方はコレがお勧めです。 SH18-60 で、ポリジャケットを作成。(なんか書いてあるなー。) 今度はシリコンでキャストしてみました。 SH18-61 今回使用したのは同じく信越シリコンのKE-108というヤツです。 SH18-62 透明なシリコンなので顔料などで着色できます。 SH18-63 顔料たち。 SH18-64 で、ぬいてみたらなかなか良い感じ〜、 SH18-65 と思ったら、このシリコンは結構弱いらしいです。力を入れたら写真のようにパックリと割れてしまいました。 ちなみに、高いですがウチで売ってるキャスト用のクリアシリコンはもっと強度高いっす。特別ブレンド品。 最近では家の人もこんなのがごろごろしてて驚かなくなったそうです... 2004年7月28日作業 2004年8月16日更新 残暑が厳しい中、人間にはシンドイがFRPの硬化は早い今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?暑いからといってクーラーの効いた密閉した部屋でFRPをやるとち○こから血が出るので注意しましょう(実話)。 SH18-70 ということで失敗作の方をもらっちゃいますた。いぇい。 着色されててイイ感じ〜。 SH18-71 シリコン面のFRPが乾燥してなくて〜、の部分。表面がニチャっとした跡がありますね。でも、もう一度FRPやるよりは修正した方が早いと思うのですが最近では姐さんはFRPをやるのが楽しくなってしまったらしいのでもう一個作っているそうです。「手段が目的」に... SH18-72 頭の中は空な状況に萌え〜。 中にマイコンとかラジコン受信機とかモーターとかモータドライバーとか...(妄想はつづく) 重量測定しました。1250g。やはりRCサーボ駆動の足歩行は無理目な重さ。車輪駆動しかないっすよ。 (ロボットサーボならいけますが、こんなのにそんな高価なのを...) 2004年9月2日更新
SH18-82 ハンズでドール用の目玉を購入、とのこと。色は緑と青です。28mmタイプでしょうか? SH18-83 おー、いーねっ。シリコンは2層目だそうですが写真ではよくわかりませんねー。表面がちょっとでこぼこしてるような気が。 SH18-84 横から見たストロング金剛。(奥のピンヘッドもいいっすね。) 2004年9月21日 |
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