<概要>
■磁気によりON/OFFするセンサ
浅草ギ研の「磁気スイッチセンサー」AS−MSは、磁石などの磁気を近づけるとLOW(通常はHigh)になる磁気スイッチです。開閉センサー、接触センサーなど、アイデア次第でいろいろと応用できます。
電圧変化型出力なので、各種マイコンのADコンバータ機能や、浅草ギ研製センサーボードAGB65−ADC、インタフラクティブインターフェイスなどでも値を読み取ることができます。
■ネオジム磁石付き
製品には小型で強力なネオジム磁石が1個ついていますので、購入後すぐにセンサーを形成することができます。磁石は測定対象物などに接着してください。(磁石のサイズはφ4の厚さ1.5mmです。)
■広い電源範囲
電源電圧は2.5V〜5.5Vで動作します。
■超小型設計!
ロボットなどに基板を搭載する場合はその大きさがネックになりますが、このセンサーボードは極力小さい部品で構成されており、実装面積が小さくて済みます。
<仕様>
電源電圧
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+2.5〜+5.5V |
出力電圧
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0V〜電源電圧 (*1) |
出力端子
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2mmピッチスルーホール (一般的な2mmピッチピンヘッダを取り付け可能)
(*2) |
寸法/重量
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寸法14x10x7.1mm (*2)
重量:約1g |
(*1)測定結果は電源電圧とシステム構成及び環境に大きく依存します。下記に例を示しています。尚、磁気検知時がLowで、通常はHighを出力しますのでご注意下さい。
(*2)浅草ギ研のセンサーボードなどにつなぐ場合は、オプションのセンサーケーブルが使用できます。
(*3)端子にコネクタなどをつけていない状態(出荷時)のサイズです。ネジ部除く。
<ピン配列と寸法>
<出力>
出力の電圧値は基板用電源の電圧によって変わります。V端子に電源+、G端子にGNDをつなぐと、S端子からHigh(電源電圧)が出力されます。30〜40ガウスの磁気を検知するとLowになります。
添付されているネオジム磁石の場合、数cmまで近づけると反応します。
<価格>
税込み 1,680円 (本体価格1,600円)
<接続例>
<端子の処理及び取り付け>
センサー基板には3ピンの2mmピッチスルーホールが空いていますので、AGB65-ADC、インタラクティブインターフェイス、マノイセンサーボードに取り付ける場合には別売の2mmピッチピンヘッダをハンダ付けすると、浅草ギ研製センサーケーブルが使えます。
<トラブルシューティングQ&A>
Q:測定結果がふらつく
A:ADCの解像度が高いと、センサーの微妙な荷重変化を読み取って値がふらつくことがあります。この場合はADCの下位ビットは無視してください。
Q:極性はあるか?
A:検知する磁気の極性に関係なく反応します。S極でもN極でも反応します。
<使用上の注意>
・バッテリ使用時には電源ラインをショートさせると、バッテリが破裂・発火する可能性があります。作業中にはショートさせないよう十分注意して下さい。また、取り付け後も、あいている電源ラインに導電物質が触らないように注意して下さい。
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