はじめに
ここではprintf文のその他の仕様について説明します。
※このページで紹介する内容はあくまでも一例です。個別の作成のご相談ご質問はお答えできませんのでご了承下さい。このページと同じ内容についてのご質問についてはロボット掲示板にてお願いいたします。
※以下の情報は2007年12月現在のものです。ご注意ください。
※このページではC言語の基本的な部分を理解している方向けに書いてあります。また、何回かMPLABの操作を行った方を対象にしています。それ以外の方はまず基本編を読んで下さい。
フォーマット指定子
printfでは変数などを表示することができますが、どのような形式で表示するかをフォーマット指定子で表します。今までやってきた
%d のことです。このdは「10進数で表示」を表します(10進数は英語でdecimal)。以下、C30で使えるフォーマット指定子を説明します。
指定子 |
変数型 |
説明 |
%d,%i |
signed int |
10進数で表示 |
%o |
unsigned int |
8進数で表示 |
%u |
unsigned int |
10進数で表示 |
%x |
unsigned int |
小文字16進数で表示 |
%X |
unsigned int |
大文字16進数で表示 |
%e,%E |
double |
科学記号 |
%g,%G |
double |
10進記号 |
%c |
double |
一文字表示 |
%s |
string |
文字列表示 |
%p |
|
ポインタの値を表示 |
%n |
|
整数ポインタの値(文字には変換されない) |
%% |
|
%の字を表示 |
エスケープ文字
print文で改行などの文字ではない表示やキーボードで入力できないものを指定する場合にはエスケープ文字を使います。
エスケープ文字 |
意味 |
¥b |
バックスペース |
¥f |
ページ送り |
¥n |
改行 |
¥r |
復帰 |
¥t |
水平タブ |
¥” |
二重引用符 |
¥’ |
引用符 |
¥0 |
ヌル |
¥¥ |
円マーク |
¥v |
水平タブ |
¥a |
ベル(ビープ音) |
¥? |
疑問符 |
¥N |
8進定数(Nは8進数) |
¥xN |
16進定数(Nは16進数) |
2007年12月11日
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