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超小型電磁石サーボ AA-PT01 の紹介




<概要>

■直径わずか10mmの超小型アクチュエータ

AA-PT01は非常に小型の電磁石方式のアクチュエータで、非常に小さい場所に取り付けることができます。

■重量わずか1g
重量はわずか1gです。

■電流の方向により左右に動きます。
コイルからの端子が2つ出ており、流す電流の向きにより左右に動きます。

■電流断時にセンター位置保持も可能
付属の磁石を取り付ければ、電流が流れていないときにセンター位置を保持することもできます。

■PWM制御により角度の調整も可能
コイル端子の両端の電力を制御し、パワーを調整することで角度の調整も可能です。

■浅草ギ研製モータコントローラでAGB65-SACで角度制御が可能
浅草ギ研製AGB65-SACに直結することができます。AGB65−SACは1%単位でPWM制御できますのでAA-PT01を右方向に100段階、左方向に100段階の合計200段階の解像度で左右位置に停止させることができます。



<使用上の注意(必ずお読み下さい)>

・この製品を駆動するのにはモータコントローラやドライバICなどを使用しますので大きな電流を扱います。バッテリ使用時にはラインをショートさせると、バッテリが破裂・発火する可能性があります。作業中にはショートさせないよう十分注意して下さい。また、取り付け後も、端子などに導電物質が触らないように注意して下さい。

・強い磁石が付いていますので、磁気の影響を受けやすい場所には設置しないで下さい。特にMIセンサー系や、PCのCRTの近くには配置しないで下さい。保管時や使用時は磁石が付くものを近づけないで下さい。


<仕様>

コイル抵抗
 52.5オーム
推奨駆動電圧
 1.2〜6V
動作角
 -30度〜+30度以上 (*1)
トルク
 未測定
端子
 1mmピッチ2Pピンヘッダ(長さ3mm、太さ0.4x0.4mmの方形(対角線で約0.6mm)
寸法/重量
 コイル部:10x4mm 取り付け部を含む寸法:14.67x12.40mm 重量:1g
付属品
 ■センター保持用磁石x1個
(*1)非常に小さいパーツのため、加工精度が出ず、最悪の場合が左右角30度(計60度)となります。場合によっては片方だけ60度まで回転するものもあります。安価なパーツであるためご了承下さい。


<寸法図>

    
※垂直方向の取り付け板の穴径は約0.5mmです。
※寸法は若干変わる場合があります。




<センター保持用磁石の取り付け>

添付の磁石を取り付けることにより、電流を流していないときにセンター位置を保持することができます。
取り付けにはコツが入りますので、下記を十分読んでから作業してください。
※添付の磁石は非常に小さいのでなくさないように注意して下さい。予備の磁石はこちらでは用意しておりません。

1)磁石を付ける
添付の磁石を下の写真のようにコイルの外側に貼り付けます。水平面に取り付け板が出ている場所(穴が空いていない板)のすぐ上のコイル中心位置付近に近づけるとコイル外側に貼りつきます。
この作業は難しいので慎重に行ってください。
簡単な方法としては、まず、したの写真のように鉄製のピンセットなどに磁石をくっつけてから、PT01を近づけます。逆側になった場合は回転軸が大きく傾きますのでPT01の向きを逆にします。正常な向きの場合は、脱力していた回転軸が中心位置に動きますのでわかります。
磁石をコイルにくっつけると、磁石はコイル下の方に移動しようとします。コイル下の方だと回転軸が中心ではなく若干傾いてしまうので、下の写真のように手で調整しながら中心位置になるように調整します。



2)磁石の接着
磁石が中心位置にきて、軸がセンター位置にきたらそこで固定しながら瞬間接着剤を塗ります。
下の写真では本当はPT01を左手で固定しながら接着剤を塗っています(写真を撮る関係で左手が写っていない)



3)よく乾燥させる
瞬間接着剤は大量に塗ると乾きが遅いので、余分な接着剤をティッシュなどで吸い取ります。



位置がズレてしまった場合は、磁石を取り外してもう一度取り付けます。磁石をなくしたり、コイルを断線させないように慎重に作業してください。



<価格>
 税込み 3,000円 (本体価格2,857円)



<PWM制御の例>

AA-PT01は両端子をPWM制御することで、位置制御も可能です。
※PWMについてはSACのページ又はインターネットなどで調べてください。

以下はAGB65- SACの#1と#2端子にPT01を接続して制御してみた例です。

まず、#1を100%、#2を0%、つまり#1だけONと同じ状態にしみますと、同じく左いっぱいに振れました。
#1=100%/#2=0%

#2のデューティーを上げると、止まる位置が右の方へ変化していきます。以下同じ。
#1=100%/#2=25%

#1=100%/#2=50%

#1=100%/#2=75%

両方100%、つまり均衡しているので中心位置になりました。
#1=100%/#2=100%

今度は逆に#1を減らしていくとさらに右になります。
#1=75%/#2=100%

#1=50%/#2=100%

#1=25%/#2=100%

#1=0%/#2=100%



<ドキュメント>

■AA-PT01取扱説明書




<使用事例>

 ■PCからAGB65−SACを使って電磁石サーボAA−PT01を駆動してみる

 ■H8からAGB65−SACを使って電磁石サーボAA−PT01を駆動してみる

 ■AVRからAGB65−SACを使って電磁石サーボAA−PT01を駆動してみる
 
 ■PICからAGB65−SACを使って電磁石サーボAA−PT01を駆動してみる





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