<概要>
■MP3音声ファイルを再生するボード
AGB65−MP3は、指定したMP3ファイルを再生、停止、音量調整する音声出力ボードです。
■声優による日本語カナ音声318音、効果音345音源付属。
AGB65−MP3はMicroSDカードに書き込まれたMP3ファイルを再生します。出荷時にはあらかじめ音声や効果音が入ったMicroSDカードが添付されますので、購入後にスピーカーをつなげばすぐに使用することができます。
※原則として添付以外のMicroSDカードは使えませんのでご注意願います。
※音源の著作権は浅草ギ研にあります。
■PCで音声の編集が可能
MicroSDカードはFAT16フォーマットに対応していますので、PCで音声ファイルを追加したり、音の確認ができます。
■10,000音指定可能
再生音の指定は、フォルダ番号(00〜99)とファイル番号(00〜99)によって行います。フォルダ名、ファイル名の先頭に2桁の数字をつけると、それが番号になります。指定はフォルダ100xファイル100の1万種類の指定ができます。つまり、任意の一万種類の音源の再生が任意のタイミングでできます。
■音量調整、停止機能
256段階での音量調整が可能です。また、再生途中に停止することも可能。音声再生中に別な音声の再生指定をすると、現在再生中の音声が中止され、後から指定した音声を再生開始します。
■1.3Wスピーカーアンプ内蔵、ヘッドフォン出力付き
ボード上にアンプが内蔵されているので、8オームスピーカーを接続するだけで音を再生することができます。出力はステレオになっており、LとRの2つのスピーカーを駆動することができます。また、1Vppのヘッドフォン出力もあります。
■他のAGR65シリーズに接続可能
他のAGB65シリーズのセンサやコントローラと同じシリアルラインを共有できます。AGB65シリーズについては「ロボット神経システムAGB65シリーズの説明」のページを参照願います。
■115Kbpsの高速通信が可能!
非同期シリアル通信で動作します。通信速度は115Kbps(初期設定)又は9600bpsに指定できます。
注)PCは115kbpsの速度を出せるものがほとんどですが、マイコンの場合はクロックによっては正確な115Kが出ないものがありますので注意してください。クロックの選択は各マイコンのデータシートを参照願います(大抵は115200の倍数のクロックを使う必要があります。)
■2台を同じシリアルラインで駆動可能
シリアル通信での指定の場合、ID設定により2つのAGB65-MP3を1つのシリアルラインで駆動できます。たとえば、BGM発生中に音声を再生、ということも可能です。
■ラジコンPWMによる音声指定も可能
ラジコンのPWMパルスを加えると、そのパルス幅によって音声再生や音量調整をすることもできます。パルス幅は近藤科学製ロボットコントロールボードRBC3及びハートtoハートに最適化されています。
※この場合、音声再生数は400以下(サーボコントローラに依存)になります。また、音量指定の範囲も限られます。
※一部、再生されない番号があります。
■RS485による音声指定
RS485ドライバICを購入してハンダ付けすることにより、RS485で接続することもできます。これによりフタバ製ロボット用プロセッシングユニットRPU-10から音声再生指示を出すことができます。
※動作保証対象外。
■電源搭載で外部に電源回路不要!バッテリ駆動が可能!
ボード上に電源回路を内蔵し、外部に電源回路が不要で、バッテリなどで駆動することができます。
■32x45mmの超小型設計!
ロボットなどに基板を搭載する場合はその大きさがネックになりますが、本製品は極力小さい部品で構成されており、実装面積が小さくて済みます。また、基板の4角には取り付け穴があります。(穴系2.2mm、M2ネジ用)
<仕様>
基板用電源
|
+5.3〜+10V (*1)
コネクタ:日圧B2B-EH (9V電池ケーブル付属) |
基板消費電流
|
動作時最大
120mA 待機時平均 50mA |
音声出力
|
1.3W(8オームスピーカー出力) 又はヘッドフォン1Vpp |
ファイル形式
|
MP3 |
ファイルフォーマット
|
FAT16 |
最大再生数
|
1万ファイル |
通信設定
|
8ビット、ノンパリ、ストップ1ビット フロー制御なし
非同期通信 |
通信規格
|
TTLレベルEIA232C準拠 (*2)
|
通信速度
|
9600bps/115200bps
(DIPスイッチで切替) |
固有ID
|
202〜203 (IDについては下記取扱い説明に詳しく書いてあります。)
|
寸法/重量
|
寸法28x31mm 重量:7g |
付属品
|
■AGB65電源ケーブルx1 (基板と9V乾電池をつなぐケーブル)
■電源延長ケーブルx1 (二台目のAGB65と電源を共有するケーブル)
■通信ケーブルx1 (二台目のAB65と通信ラインを共有するケーブル) |
(*1)高い電圧になるほど効率が落ち、発熱量が増えます。9V以下での使用を推奨。9V以上の電源で長時間使用する場合は、あらかじめ9V以下にレギュレートしてください。
(*2)5V系のマイコンと直結できます。PCと接続する場合は別売のAGB65-232Cが必用になります。
<ピン配列>
<bps/ID設定スイッチの設定>
通信速度とIDはDIPスイッチにより設定します。設定は上のピン配列の図を参照願います。DIPスイッチは出荷時に保護用シールが付いていますので、変更する場合はしたの写真のようにカッターなどでシールを取り去ってください。出荷時は115200bps、ID=202の設定になっています。
*上の写真はAGB65−MP3のものではありません。
<価格>
税込み 14,700円 (本体価格14,000円)
<オプション>
AGB65−232C 4,725円 (本体価格4,500円)
(PCと接続する場合に必用です。下記接続例を参照。)
Bluetooth無線機(本製品と接続するには下記2つが必要です。)
BlueMaster 12,600円(本体価格12,000円)
AGB65−BT 2,520円(本体価格2,400円)
<接続例>
<システム構成例>
※複数接続する場合は、消費電流合計以上の出力が出せるバッテリを使用してください。基板用の電源にアルカリ9V乾電池を使用する場合は最高で800mA前後です。ニッカドやニッケル水素はアルカリの5〜10倍ぐらい出力できます。(商品にもよります)
<マイコンとの接続詳細>
<PCとの接続(有線)>
PCと接続する場合は、AGB65-232Cに表示されている通りにケーブルを接続します。AGB65-232CにはPCのCOMポートへ接続するためのD-sub9ピンコネクタケーブルが付属していますので、これをPCへ接続します。この結果、上記マイコンとの接続の場合と同様に、PC(マスタ)のTXがコントローラのRXへ、PCのRXがコントローラのTXへ接続されます。
※PCの通信設定は「フロー制御無し、スターとビット1、ノンパリティ」に設定します。フロー制御無しの場合はPCはRTS/CTS信号を無視しますが、念のため、PCケーブル内部でRTS/CTSラインをループしており、これによりまちがってフロー制御=RTS/CTSになった場合、もしくは通信ソフト側でどうしてもRTSコントロールを行ってしまう場合でも、強制的に通信可能状態になります。
<PCとの接続(無線)>
PCと無線で接続する場合は、オプションのAG-BT20E及びAGB65−BTを使って簡単にBluetoothで無線化することができます。PC側のBluetooth無線機は、安価なUSBタイプのBluetoothなどが使えます。尚、Bluetoothでの無線接続についてはAG-BT20Eのページに詳細情報が掲載されています。
<電源ケーブルの接続>
AGB65電源ケーブルは、なれないと差し込みづらいので、下の図を参照に、慎重に差し込んでください。まっすぐに挿入すると簡単に入ります。簡単に入らない場合は無理をして端子を曲げないように注意して下さい。尚、逆に挿そうとすると入りません。
電源ケーブルの逆側には、9V乾電池用のスナップが付いております。これは簡易的なものなので、何回も乾電池を抜き差しするとスナップ部がゆるみますのでご注意下さい。9V乾電池以外の電源を使用する方は、ケーブルを切断してそれぞれの電源に合ったコネクタを取り付けて下さい。電源ケーブルを切断する際は、電源がつながっていないことを十分注意した上で行ってください。通電したまま電源線をカットすると乾電池などが破裂する可能性がありますので注意して下さい。
<音声出力端子の接続>
音声出力はスピーカーとヘッドフォンの2種類が選べます。
<動作説明(概要)>
各接続を行い、電源を入れると、下記手順で起動します。
1)セルフチェック(失敗ならLED点灯しないで終了)
2)SDカード起動
・SDカードさし忘れの場合はLED点灯しないで終了
・ 起動失敗の場合はLED点灯で終了
・カードのフォーマットが違う場合はLED6回点滅を繰り返す
3)MP3コーデック関連起動、アンプ起動(起動失敗の場合はLED点灯で終了)
4)音量調整(音量200に設定)
5)ここまで正常動作ならLED3回点滅
6)テスト音声出力(ピっとなる。)
正常に動作した場合は、電源ON後に約0〜3秒後にLEDが3回点滅し、ピっと音が鳴ります。
その後、シリアル通信又はラジコンPWMによって音の再生指定や音量調節を指示します。
<シリアルデータ通信による操作>
<データ形式>
マスタからAGB65−MP3への指示は、バイトサイズの数値データで送られます。バイトサイズ(8ビット)なので、表される数値は0〜255の256種類になります。
尚、以下特に記述がない場合は、数値は10進数で表しています。
−基本形−
データの基本形は次の通りになります。[ ]内は1バイトを表します。()内は送りえる数値の範囲を表します。
[シンクロバイト(255)] [ID(202-203)] [送信バイト長(1-250)] [命令1] [命令2] [命令3] ...
シンクロバイト |
MP3にデータの通信開始を知らせるデータで、常に「255」で始まります。 |
ID |
MP3に設定された固有のID。(*) |
送信バイト長 |
送信される命令の(バイト)数。シンクロバイト、ID、送信バイト数は数えません。 |
命令 |
ADCに動作させたい命令。以下で詳しく説明します。 |
(*)DIPスイッチで202又は203の2パターンに設定できます。 |
注)データはキャラクタデータではなく、数値(バイナリ)データで送ります。
例えばマイコンをマスタとし、C言語でプログラムを作る場合に255を送信しようとして(PCや他の言語も考え方は同じ)、
printf("255");
とするのは間違いです。これですとキャラクタデータですので実際には2と5と5を表す3バイトのキャラクタデータが送られてしまいます。数値データに直すと[32][35][35]が送信され(ASCIIコード参照)、[255]ではないことになります。
unsigned char SINC = 255;
printf("%d",SINC);
で、[255]が1バイトだけ送られます。
※お使いのCコンパイラによっては構文がことなるかもしれません(printf関数がないとか、バイトサイズ変数の宣言はcharではなくintやbyteだとか)のでご注意下さい。
|
|
−命令一覧−
命令値 |
動作 |
方向 |
フォーマット |
0 |
再生停止 |
送信 |
[255][ID(202-203)][バイト長(1)][命令(0)] |
1 |
再生 |
送信 |
[255][ID(202-203)][バイト長(3)][命令(1)][ディレクトリ番号(0-99)][ファイル番号0-99] |
2 |
連続再生 |
送信 |
[255][ID(202-203)][バイト長(?)][命令(2)][語数(?)][DirNo1(0-99)][No1(0-99)][DirNo2(0-99)][No2(0-99)]... |
3 |
音量調整 |
送信 |
[255][ID(202-203)][バイト長(3)][命令(3)][L音量(0-254)][R音量0-254] |
上以外 |
無視されます。 |
|
|
※方向はマスタ側から見たデータの通信方向を表します。「送信」はマスタ−>コントローラへ送る命令、「受信」はコントローラ−>マスタへ返される結果を表します。(AGB65-MP3では、方向が受信になる通信は発生しません。マスタ側からの送信だけになります。)
【命令0:再生停止】
<説明>
現在再生中の音声がある場合は、再生を停止します。
<送信フォーマット>
[255] [ID(202-203)] [バイト長(1)] [命令(0)]
・シンクロバイトは255で固定です。(データを送信する先頭は必ず255)
・IDはDIPスイッチで設定したIDを指定します。
・バイト長は1で固定です。
・命令は0で固定です。
<送信データ例>
ID=202のボードの再生を停止する場合は次のようになります。
[255] [202] [1] [0]
【命令1:再生】
<説明>
ディレクトリ番号とファイル番号で指定したMP3ファイルを再生します。再生するファイルはあらかじめMicroSDカードに書き込んでおきます(出荷時にはサンプル音源が入っています)。
ディレクトリ名及びファイル名の先頭に00−99の2桁の数値を付けると、それが番号になります。2桁の数値は半角で入れてください。数値の後に別な名称を付けても問題ありません。たとえば
\00機械音\01歩行音.mp3
というディレクトリ名とファイル名をつけると、0がディレクトリ番号、1がファイル番号になります。
番号を付けたディレクトリは、かならずルートディレクトリに置いてください。たとえば
\音源\00機械音\01歩行音.mp3
のようなフォルダ構成にするとディレクトリ番号を検索できませんので注意してください。添付のMicroSDカードの中をPCなどで見て、構成を把握してください。
MicroSDカードはFAT16でフォーマットしている必要があります。添付のカード以外のものを使う場合や、添付のカードをフォーマットしてしまった場合はFAT16に戻すように注意してください。フォーマット及びSDカードの相性については下の節で説明します。
<送信フォーマット>
[255] [ID(202-203)] [バイト長(3)] [命令(1)] [ディレクトリ番号(0-99)]
[ファイル番号0-99]
・シンクロバイトは255で固定です。(データを送信する先頭は必ず255)
・IDはDIPスイッチで設定したIDを指定します。
・バイト長は3で固定です。
・命令は1で固定です。
・ディレクトリ番号には再生したいファイルが入っているディレクトリ番号を指定します。
・ファイル番号には再生したいファイルの番号を指定します。
<送信データ例>
ID=202のボードのディレクトリ2番のファイル番号6番を再生したい場合は次のようになります。
[255] [202] [3] [1] [2] [6]
【命令2:連続再生】
<説明>
複数の音声ファイルを連続して再生する命令です。再生については上の命令1を参照願います。
<送信フォーマット>
[255] [ID(202-203)] [バイト長(?)] [命令(2)] [音数(?)] [DirNo1(0-99)]
[No1(0-99)] [DirNo2(0-99)] [No2(0-99)]...
・シンクロバイトは255で固定です。(データを送信する先頭は必ず255)
・IDはDIPスイッチで設定したIDを指定します。
・バイト長は以後何バイトを送るかを指定します。送る音数によって値は変化します。
・命令は2で固定です。
・音数は、再生する音の数を指定します。
・DirとNoの2バイトづつで、再生するファイルを指定します。
<送信データ例>
ID=202のボードの、ディレクトリ番号2番の中から、番号1〜5を順番に再生する場合は次のようになります。(添付のサンプル音源で実行した場合は「あいうえお」と発声します。)
[255] [202] [12] [2] [5] [2] [1] [2] [2] [2] [3] [2]
[4] [2] [5]
【命令3:音量調整】
<説明>
音量を指定します。音声再生中にこの命令を実行すると、一瞬音が切れたような状態になりますので注意してください。
<送信フォーマット>
[255] [ID(202-203)] [バイト長(3)] [命令(3)] [L音量(0-254)] [R音量0-254]
・シンクロバイトは255で固定です。(データを送信する先頭は必ず255)
・IDはDIPスイッチで設定したIDを指定します。
・バイト長は3で固定です。
・命令は3で固定です。
・L音量で左音量、R音量で右音量を指定します。値を大きくすると音が大きくなります。起動時の初期値はLR両方とも音量200になっています。これは一般的な8Ωスピーカーをつないだ場合は比較的小さな音になります。
<最大音量について>
音量の指定は0〜254で指定できます。最大値の254の場合、一般的なスピーカーをつなぐとかなり大きな音量(部屋の中などではうるさいぐらい)になります。ただし、スピーカーの種類や電源の種類によって最大の音量は違ってきます。つまり状況によっては最大254が指定できない場合があります。
たとえば、電源経路が細い又は、乾電池使用などで大きな電流が流せない場合は音量240を超えるとリセット又はフリーズすることがあります。また、再生音の内容によってもフリーズする音量が違います。たとえば、ビーム音なら254まで出せるが、激しい音楽を再生したら230までしか出せなかった、ということがありえます。これについては各自システムで最大音量の値が何なのかを事前にテストしていただくようお願いします。
電源はニッカドやニッケル水素、LiPoなどの電流が引っ張れるもの、電源ラインはできるだけ太く、スピーカーはあまり大きくないもの、の使用をお勧めします。
ヘッドフォンの場合は出力が小さいので、ヘッドフォンの種類や電源状況にかかわらずに最大音量を出すことができます。ただし、ヘッドフォンの場合は数値が低くても大きな音になりますので、実際に耳にヘッドフォンを当てるまえに十分音量に注意してください。
<送信データ例>
ID=202のボードのLR両方の音量を250にする。
[255] [202] [3] [3] [250)] [250]
【セルフチェック】
他のAGB65シリーズとは異なり、AGB65−MP3はセルフチェックコマンドがありません。ご注意願います。
|
<ラジコンPWMによる操作(PCB3)>
本製品は基本的にはシリアル通信で操作するように設計されていますが、ラジコンPWMによる波形入力でも簡易的に操作することができます。これにより、シリアル通信機能を持たない、市販のロボットコントローラなどでも音声再生や音量調整を指定することができます。
下記に仕様を掲載しますが、簡易版につき、動作を保証するものではありません。特に、指定ファイル約50個につき1,2個が再生されない、又は再生不安定になるということがありますので注意してください。
(本製品と一般のサーボコントローラでは動作周波数が違うので、あるていどに数値毎に量子化誤差がたまる為。)
本仕様の中心位置前後は比較的安定した動作をしますので、絶対に再生させたい音声はこの近辺に配置すれば問題ありません。ラジコンPWMによる音声再生の場合は指定できる音声は最大400種類となります。また、音量調整は200〜250の間に限定されます。
この仕様は、近藤科学製RCB3で動かしたときに最適化されています。ハートtoハートのトラックバーを動かしたとき、トラックバーの値1が1つのファイル番号に相当します。トラックバーの値200〜250ぐらいがそのまま音量調整となります。
<仕様>
・あるパルスを入力した場合、同じ幅のパルスが3回入力されるとそのパルス幅を測定します。
・パルス幅が1490uSecのとき、ディレクトリ02番のファイル00番が再生されます。(添付されているサンプル音声の場合は無音0.2秒)
・3uSec=ファイル番号が1変化します。たとえば、1490uSecから1493uSecに変化し、3パルス以上変化が無かった場合は、ディレクトリ02番のファイル01番が再生されます。(サンプル音声の場合「あ」)
・3uSec=1ファイル番号の変化になります。1490uSecからファイル番号換算で100以上つまり300uSec以上の変化があった場合は、ディレクトリ番号が増減します。
・再生されるファイルは、ディレクトリ00のファイル00〜ディレクトリ03のファイル99までの400種類となります。パルス幅でいうと約890uSec〜2087uSecになります。
・音量調整は2090uSec=音量200となり、3uSecごとに音量が1上がります。最大は2240uSecの音量250となります。
<概念図>
※尚、この実際の動作は一般的なサーボコントローラ向けに調整されており、上記の仕様はあくまでも論理値となっておりますので注意してください。実際には正確に3uSecごとの線形の変化ではなく、ある周期で階段状に若干修正されています(一般的なコントローラの動作がそのようになっていたので修正しています。)。
<意図した音源がきちんと再生されない場合>
量子化誤差や、サーボコントローラの解像度の問題で、1ファイルごとの指定が困難な場合があります。この場合は、実際に音声を再生テストしてみて、確実に再生されるファイル番号に、確実に再生したいファイルを登録してください。
サーボコントローラによっては、音量調整である2090uSec以上のパルス幅を生成できないものもある可能性があります。この場合はシリアルコマンドと併用して運用願います。
<RS485による操作(RPU−10)>
基板上の「U5」の印刷の部分には出荷時はなにも実装されていませんが、ここにRS485ドライバICのADM3485EARZ(アナログデバイセズ社)もしくはSN65HVD11DR(TI社)をハンダ付けすることによりRS485による指示も可能になります。この際、U5周辺のハンダジャンパ「J1」を外し(ハンダ吸い取り線などで吸い取る)、「J2」をハンダジャンパしてください。
尚、この改造及びRS485については弊社サポート対象外になっておりますのでご了承下さい。
RS485による操作の場合は、上記シリアル通信コマンドに加え、双葉電子製ロボットプロセッシングユニットRPU−10のロングパケットコマンドで再生操作することができます。
ロングパケットでポーズ指定するときに、サーボのVIDを送りますが、これをAGB65−MP3のID(202か203)に設定し、ポーズデータの先頭に格納して送信すると音声が再生されます。このとき、コンプライアンススロープ値が再生ファイル番号、パンチが音量になります。
例)
基本16進表記でカッコ内は10進です。
0xFA,0xAF,0x00,0x00,0x1A,0x09,0x02,0xC9,0x0A,0x14,0xF0,0x32,0x00,0x00,0x64,0x00,0x02........
0xFA,0xAF |
ヘッダー |
0x00,0x00 |
/ID,Flag(ロングパケットはどちらも0) |
0x1A |
/書き込み開始アドレス(RPU-10のポーズは0x1Aに固定) |
0x09 |
/サーボ一個あたりのバイト数(RPU-10のポーズは0x09に固定) |
0x02 |
/サーボ数(0x02は例であり、実際には各自設定するサーボ数を入れる) |
0xC9 |
/サーボID。AGB65-MP3は0xC9(202)か0xCA(203)になる。 |
0x0A,0x14 |
/コンプライアンススロープ。ここで再生ファイル番号を指定する。例では0x0A(10)、0x14(20)なのでフォルダ10番のファイル20番が再生される。 |
0xF0,0x32 |
/パンチ。ここで音量を指定する。例では左が0xF0(240)、右が0x32(50)になる。 |
0x00,0x00 |
/角度指定。音声再生の場合は関係なし。 |
0x64,0x00 |
/時間指示。音声再生の場合は関係なし。 |
0x02 |
/2つめ以降のサーボデータ。末尾にチェックサム。 |
※音声再生の場合は、かならずパケットの先頭に音声VIDデータを入れてください。2つめ以降の場所に入れると再生指示されません。
※再生停止する場合は、無音のファイルを再生するか、音量0でなにかのファイルを再生してください。
<音声の編集とMicroSDカードのフォーマットについて>
本製品は添付しているMicroSDカードに記録されたMP3ファイルを再生します。ファイルはFAT16フォーマットを使用しています。これはPCで読み書きできますので、出荷時のカードにPCを使って音源を追加することも可能です。又、出荷時とはまったく違った構成にしたり、他のSDカードを使うこともできます。
PCでの読み書きには、別途MicroSDカードリーダをご用意下さい。
出荷時以外での状態でカードを使用する場合には注意点があります。原則として、添付しているMisroSDカード以外の動作保証はありませんのでご了承下さい。実際に高い確率で動かないSDカードがあります。
1)SDカードメーカーによっては動かないものもあります。現在確認できているものは以下の通りです。
・動く−>maxell、inx、KINGMAX
・動かない−>sandisk、TOSHIBA、Panasonic
2)フォーマットはFAT16のみです。WindowsXPの場合、フォーマットをするときに「FAT」を指定するとFAT16になります。
3)SDHCは使えません(つまり2GB以下のカードのみ対応)
<FAT16について>
出荷時に添付しているカードはFAT16でフォーマット済みなので、フォーマットは行わなくても結構です。市販しているMicroSDカードはほとんどがFAT16でフォーマットされていますが、中には違うフォーマットのものもあります。他のカードを使う場合は注意してください。
FAT16以外のフォーマットを入れて起動した場合、電源を入れるとLEDが6回点滅、を一秒置きにくりかえします。この状態では動作しません。
<SDHC>
SDカードの新しい方式でSDHCというものがあり、2GB以上の大容量をサポートしていますが、本製品はSDHC方式には対応していませんのでご注意願います。
<起動時間>
本製品は電源を入れるとまずSDカードを起動します。SDカードの設定はメーカーにより異なり、起動時間が異なります。よって、SDカードによっては起動時間が早かったり遅かったりします。つまり起動してLEDが3回点滅するまでの時間に差があります。本製品での平均は約3秒前後です。
<ファイル名について>
ファイルはロングファイルネームに対応していますので、ファイル名は日本語でも8文字以上でもかまいません。先頭に半角2桁の数字をつければOKです。ただし、ファイル数があまり多くなると再生頭だしの時間が長くなる可能性がありますのでできれば半角8文字以内で名前を付けることを推奨します。(ロングファイルネームは名前が長くなるほどもくじ量が増える)
<カードの抜き差しについて>
MicroSDカードは出荷時には裏面のコネクタ内に挿入されています。ささった状態でカードを押し込むと飛び出てきます。もう一度さすには、下の写真のようにロゴが書いてある方が見えるように(金属端子が基板側)して、カードがカチっとなるまで押し込みます。
<サンプル音源一覧>
サンプル音源の使用は本製品での使用に限定願います。
(c):
効果音 イーエフェクト
音声 長谷川杏里
編集 浅草ギ研
<ディレクトリ00:機械効果音>
01 |
スイッチ1 |
11 |
警報1 |
21 |
モータ |
31 |
電話5 |
41 |
スチーム |
02 |
スイッチ1 |
12 |
警報2 |
22 |
オン |
32 |
カム |
42 |
PC起動 |
03 |
スイッチ1 |
13 |
警報3 |
23 |
オン |
33 |
時計1 |
43 |
映写 |
04 |
スイッチ1 |
14 |
モーター |
24 |
ネジ |
34 |
時計2 |
44 |
スチーム |
05 |
レーダー |
15 |
ドア |
25 |
ゼンマイ |
35 |
時計3 |
45 |
プリンター |
06 |
ドア |
16 |
ギュイン |
26 |
チェン |
36 |
時計4 |
46 |
ネオン |
07 |
歩行1 |
17 |
警報 |
27 |
電話1 |
37 |
時計5 |
47 |
電話6 |
08 |
歩行2 |
18 |
警報 |
28 |
電話2 |
38 |
ラジオ |
48 |
電話7 |
09 |
オフ |
19 |
ハッチ |
29 |
電話3 |
39 |
マウス |
49 |
ロボ |
10 |
- |
20 |
警報 |
30 |
電話4 |
40 |
マウス |
50 |
- |
<ディレクトリ01:低音カナ>
01 |
a |
06 |
ka |
11 |
sa |
16 |
ta |
21 |
na |
26 |
ha |
31 |
ma |
36 |
ya |
41 |
ra |
46 |
wa |
02 |
i |
07 |
ki |
12 |
si |
17 |
ti |
22 |
ni |
27 |
hi |
32 |
mi |
37 |
- |
42 |
ri |
47 |
- |
03 |
u |
08 |
ku |
13 |
su |
18 |
tu |
23 |
nu |
28 |
fu |
33 |
mu |
38 |
yu |
43 |
ru |
48 |
- |
04 |
e |
09 |
ke |
14 |
se |
19 |
te |
24 |
ne |
29 |
he |
34 |
me |
39 |
- |
44 |
re |
49 |
- |
05 |
o |
10 |
ko |
15 |
so |
20 |
to |
25 |
no |
30 |
ho |
35 |
mo |
40 |
yo |
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ro |
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ga |
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za |
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81 |
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96 |
- |
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gi |
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zi |
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bi |
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- |
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i- |
97 |
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gu |
58 |
zu |
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- |
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bu |
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pu |
78 |
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jyu |
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u- |
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ge |
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de |
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go |
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zo |
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bo |
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po |
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gyo |
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byo |
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o- |
00 |
- |
<ディレクトリ02:普通音カナ>
01 |
a |
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ka |
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sa |
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ta |
21 |
na |
26 |
ha |
31 |
ma |
36 |
ya |
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wa |
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i |
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ki |
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si |
17 |
ti |
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hi |
32 |
mi |
37 |
- |
42 |
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03 |
u |
08 |
ku |
13 |
su |
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tu |
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mu |
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ru |
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04 |
e |
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ke |
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te |
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o |
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ga |
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pi |
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- |
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- |
87 |
- |
92 |
i- |
97 |
- |
53 |
gu |
58 |
zu |
63 |
- |
68 |
bu |
73 |
pu |
78 |
gyu |
83 |
jyu |
88 |
byu |
93 |
u- |
98 |
- |
54 |
ge |
59 |
ze |
64 |
de |
69 |
be |
74 |
pe |
79 |
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89 |
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94 |
e- |
99 |
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55 |
go |
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zo |
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bo |
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po |
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gyo |
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byo |
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o- |
00 |
- |
<ディレクトリ03:高音カナ>
01 |
a |
06 |
ka |
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ta |
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na |
26 |
ha |
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ma |
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ki |
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si |
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ti |
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03 |
u |
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ku |
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su |
18 |
tu |
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fu |
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mu |
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yu |
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- |
04 |
e |
09 |
ke |
14 |
se |
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44 |
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54 |
ge |
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de |
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byo |
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o- |
00 |
- |
<ディレクトリ04:人間効果音>
35音
<ディレクトリ05:生活効果音>
68音
<ディレクトリ06:環境効果音>
25音
<ディレクトリ07:動物効果音>
20音
<ディレクトリ08:乗り物効果音>
39音
<ディレクトリ09:戦闘効果音>
72音
<ディレクトリ10:その他効果音>
38音
<ディレクトリ11:よう音カナ(低音)>
01 |
kya |
06 |
sya |
11 |
tya |
16 |
nya |
21 |
hya |
26 |
mya |
31 |
rya |
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02 |
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kyu |
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syu |
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- |
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- |
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- |
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- |
39 |
- |
44 |
- |
49 |
- |
05 |
kyo |
10 |
syo |
15 |
tyo |
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nyo |
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hyo |
30 |
myo |
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ryo |
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- |
50 |
- |
<ディレクトリ12:よう音カナ(普通音)>
01 |
kya |
06 |
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tya |
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nya |
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hya |
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pyo |
45 |
- |
50 |
- |
<ディレクトリ13:よう音カナ(高音)>
01 |
kya |
06 |
sya |
11 |
tya |
16 |
nya |
21 |
hya |
26 |
mya |
31 |
rya |
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05 |
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myo |
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45 |
- |
50 |
- |
<サンプルプログラム>
■PCでAGB65−MP3の音声を出力する(有線&無線)
AGB65シリーズとマイコンの接続はみな同じです。又、プログラムもほとんど同じになりますので、マイコンとの接続は下記リンクを参照願います。尚、テキスト読み上げについては上のPCでのサンプルプログラムのロジックがそのまま使えるかと思いますので、テキスト読み上げについてはPCのサンプルページを参照願います。
■BASICスタンプからAGB65−MP3の音声を出力する−>こちらとほぼ同じです。
■H8からAGB65−MP3の音声を出力する−>こちらとほぼ同じです。
■PICからAGB65−MP3の音声を出力する−>こちらとほぼ同じです。
■AVRからAGB65−MP3の音声を出力する−>こちらとほぼ同じです。
<トラブルシューティングQ&A>
Q:音量があまり大きくないのにリセットされてしまう。途中でフリーズする。
A:電源ラインが細いと、電源供給が追いつかずに電圧が下がり、フリーズする場合があります。この場合は電源線を太く、短くしてください。尚、添付の9V電池コネクタであれば、一般的なスピーカーであれば最大音量まで駆動することが可能です。
Q:電源を入れたが、LEDが点灯しない。
A:MicroSDカードが挿入されていないと、電源を入れても起動しません。その他、ハードウェア故障の場合もLEDが点灯しません。
Q:LEDが6回点滅が続く。
A:MicroSDのフォーマットがFAT16になっていない可能性があります。MicroSDをFAT16でフォーマットしてください。詳しくはWeb情報などを検索願います。尚、出荷時に添付されているMicroSDカードはFAT16フォーマットになっています。
Q:起動後、LEDがつきっぱなしになる。
A:SDカードの起動が失敗した場合、及びMP3コーデックシステムの初期化が失敗した場合はLEDがつきっぱなしになります。主に、SDカードの相性の問題でこのようになることがあります。添付以外のSDカードを使用するとこの状態になる可能性があります。
Q:たまに、電源が落ちたようになったり、リセットがかかったりする。
A:出力する音の内容によっては、最大音量を出せない場合があります。音声再生中にリセットがかかるなどおきましたら、音量を小さくするようにしてください。
Q:自作回路につないでいるがまったく動かない。正常に動作しているか確認したい。
A:本製品は電源入り時に赤LEDが3回点滅します。これが確認できれば正常に動いていますので自作回路の方を重点的に確認してください。
この確認の時は電源以外のケーブルはつながないで下さい。
Q:命令を出してから、再生まで少し間があくようになった。
A:非常に沢山ファイルを消したり書いたりするとこのような状態になります。この場合はSDカードの内容をいったんPCに保存し、PC上でFAT16フォーマットを行ってから内容をSDカードに戻すと改善されます。
尚、フォーマット作業は非常に危険なので、操作には十分気をつけてください。弊社はフォーマット作業に関して起きたデータ損失などの事故については責任を負えません。ご了承下さい。
(本製品はSDカードのFAT領域を順番にサーチしてファイル名を検索しております。ファイル消去は実際にはファイル無効処理のような形になり、データ上では消えていないので、検索する側としてはファイルがどんどんふえていくことになります。フォーマットすると無効ファイルが物理的に消去されるので検索速度が元にもどります。但し、実際にこのような状況になるにはかなりの消去書き込みを繰り返さないと発生しないと思われます。)
Q:連続再生中に、別な音声の再生を実行した。後の音声の再生が終了したあと、先に再生した音声の残りが再生された。
A:本来は後で再生した音声の後は再生はされないようになっていますが、動作のタイミングによってはこのような現象が起きます。ご了承下さい。どうしても連続再生の残りを再生させたくない場合は、連続再生−>停止−>再生の手順で操作してください。
Q:マイコンと接続し、命令を送ったが返答が無い。
A:下記が考えられます。
・マイコンと本製品の間でGNDを接続していない。
・本製品のTXとマイコンのTXをつないでいる。(TXはマイコンのRXへ、RXはマイコンのTXへつなぎます。接続例の図を参照。)
・起動し終わる前にデータを送ると、マスタ間の通信ができなくなる場合があります。電源起動後はしばらく経過してからデータを送り始めるようにしてください。マイコンと接続する場合は、マイコンのプログラム起動後にウェイトをおくと問題がおきません。
・電源電圧が不足(バッテリなどの表面の表示値ではなく、テスタで実際に電圧を測って確認して下さい)
・マスタ側の通信速度とADC側の通信速度が合っていない(マイコンで115kbps通信の場合は特に注意)
・データを数値データ(バイナリデータ)ではなく、キャラクタデータで送っている。
・マスタ側から送信する際のIDが間違っている。(MP3のIDは202又は203です。ご注意下さい。)
・通信中に、本製品の電源を切ると、その後に電源を入れてもマスタ間の通信が出来ない場合があります。この場合は一度マスタと本製品両方の電源を切り、本製品側を先に立ち上げてからマスタ側を立ち上げてください(マイコンがマスタの場合は電源を共通で使用していると思いますので、ソフト的に電源投入後しばらくしてからデータを送るようにプログラムしておけば、単純に電源を切り入りするだけで済みます)。
<使用上の注意>
・このボードは電子機器です。取扱い、輸送時には静電気対策を行ってください。ICの足や、各ピンを直接手で触ったりすると静電破壊される場合があります。
・バッテリ使用時には電源ラインをショートさせると、バッテリが破裂・発火する可能性があります。作業中にはショートさせないよう十分注意して下さい。また、取り付け後も、あいている電源ラインに導電物質が触らないように注意して下さい。 |